公園&水族館制覇の記録

全国制覇を目指して、北へ南へ!たまにはまじめな子育て話も。

【水族館制覇の記録】 お寺と水族館で日本らしさを考える。 京都水族館に行ってきたよ。

f:id:acornfashion:20140724004105j:plain人生でやりたい100のリスト」ー3:全国の水族館を制覇する。をクリアすべく着々とお出かけしております。

 

名古屋から高速でびゅーんと走ること2時間。内陸の京都市になぜ!?と話題になった、京都水族館へ行きました。

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緑豊かな梅小路公園の中にあるこの建物は、水族館というより美術館のような佇まいでした。水族館にありがちなブルーにペイントされたアスファルトの四角い建物ではなく、光を取り込んだり、木を使ったり、自然との調和を意識したであろう建物です。

 

イルカのショーの背景が、海ではなく緑と新幹線なのも新鮮な光景。 

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 何を撮ってもいい写真になるのは、光や水の量、見せる角度、位置など、展示の仕方がいいからでしょうね。

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(下の娘よ、あなたは何を見てるんだい?)

 

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ああ、写真でも癒される・・・。

 

 

ガラス越しのペンギンって、ガラスが汚かったり、水滴が付いていたりで、きれいに見えないところも多いのですが・・・、

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換羽の具合もよく分かるくらい、近くできれいに見えます。

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京都に水族館が必要か?と賛否両論あったようですが、私はとてもいいと思いました。特に入ってすぐのオオサンショウウオは、京都の水族館ならでは感もあり、一見の価値ありです。てか、知ってました? オオサンショウウオが京都の川にいるって。その事実だけでも、驚きです。・・・とか言って、写真ないんですが。上の娘ときゃっきゃと夢中で楽しんでたので、撮り忘れちゃったんですよね。

あと、お食事も京都水族館らしいメニューが揃えてあって、面白かったです。オオサンショウウオっぽい形をした、山椒味のからあげとか。京漬物ドッグや京野菜のスープもありました。これも写真ないんですけど。下の娘が早くご飯くれ!とばかりにぎゃーぎゃー騒ぐんで、撮る暇なかったんですよね。

 

スケールの大きさでは、そりゃ、八景島や名古屋港や海遊館にはかないません。イルカのショーの時間を入れても2時間で回れるくらいの広さです。平日のすいてる時間帯だったら、2時間かからないかも。でも、その大きさがちょうどいい。名古屋にあったら、仕事帰りにぷらっと寄って、一人で水槽眺めたい。名古屋港水族館は、ぷらっと寄るには大きすぎるんだよね。

 

デートにもぴったりだと思う。アシカやアザラシを見ながら、まったり座れるベンチがあったり、ちょっとこじゃれたカフェがあったり、子供の教育施設というよりも大人の癒しの場、といった雰囲気があります。お寺巡りの合間に水族館、っていうコースもこの規模だからこそ可能ですよね。京都に来たのに水族館で1日が終わるってのは、水族館好きでも不完全燃焼気分だもの。

 

実際、私も午後からは龍安寺へ。

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外国の方はもちろん、日本人の私たちも、京都は"日本らしい"街だと思っているし、京都に"日本らしさ"を求めています。じゃあ、その"日本らしさ"って何か、と考えると、自然との調和によって生まれる文化だと思うのです。自然に寄り添って、自然を取り入れ、自然と共存する姿勢が、日本らしい文化を生んできた。

 

お寺って、言ってしまえば、人工物。人間が作ったものであって、自然のものではないのです。でも、そこに自然を感じるのは、上に書いたような姿勢で作られたものだからだと思うのです。

 

京都水族館が目指す方向も、きっと同じなのでしょう。

三方を山にかこまれた京都盆地には、山々がもたらす川の恵みがあります。

市内には鴨川(かもがわ)、桂川(かつらがわ)、宇治川(うじがわ)をはじめ、10もの一級河川が流れ、古くから「山紫水明の都(さんしすいめいのみやこ)」として独特の川文化を築いてきました。

 

たとえば、平安時代にはモノを運ぶために川が整備され、川にまつわる和歌が詠(よ)まれました。桃山時代には川床(ゆか)の風習がはじまり、江戸時代には友禅染(ゆうぜんぞめ)が登場。京の都はこうやって、川と共にあゆんできました。

(中略)

京都を愛するすべての方に、京都水族館が、かけがえのない存在となりますように。そして、心から楽しんでいただけますように。

山紫水明の街で、あなたをお待ちしています。

京都水族館とは?|京都水族館公式ホームページ

 

 

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